EC2のt2.microのタイプを上げる前に
t2.microでとりあえずWordPressを動かすためMariaDBを動かしたものの、よくDBが落ちる。一旦Swap領域を作成して様子を見てみる。
最初の時点では、Swapはありません。
$ free -h
total used free shared buff/cache available
Mem: 965M 782M 82M 512K 100M 62M
Swap: 0B 0B 0B
Swapファイルの作成をします。
# 4GB(4096MB)のSwapファイルを作成
$ sudo dd if=/dev/zero of=/swap bs=1M count=4096
ちなみにddコマンドで使用している引数の意味はこんな感じ。
if | 入力ファイル。標準入力の代わりにファイルから読み出す。デバイスファイルも指定可能。 |
of | 出力ファイル。標準出力の代わりにファイルへ書き込む。デバイスファイルも指定可能。 |
bs | 1回に読み書きするブロックサイズ(バイト数)。 |
count | bsで指定したサイズのブロックを入力から個数分だけコピーする。要は今回の場合は、4GのSwap領域を指定。 |
次に作成したSwapファイルを有効にします。
# スワップファイルに読み書き権限付与
$ sudo chmod 600 /swap
# スワップ領域のセットアップ
$ sudo mkswap /swap
# スワップ領域を有効化
$ sudo swapon /swap
確認する。4Gのスワップ領域が出来ている。
$ sudo swapon -s
Filename Type Size Used Priority
/swap file 4194300 0 -2
最後に再起動した時もこの設定が有効になるように、/etc/fstabに以下の行を追記します。
/swapfile swap swap defaults 0 0
再起動してみる。
$ sudo shutdown -r now
再起動後に再度sshして、以下のコマンドでSwap領域が永続化されて有効になっていればOK。
$ free -h
total used free shared buff/cache available
Mem: 965M 615M 82M 440K 268M 215M
Swap: 4.0G 0B 4.0G
しばらくコレで様子を見てみる。